The University of Tokyo Digital Fabrication Lab Pavilion 2015 TOCA (Tool Operated Choreographed Architecture)
|パビリオン展示| 日時:12月1日(火)〜12月14日(月) 10:00 – 17:00 場所:東京大学本郷キャンパス工学部1号館前広場
|パネル・模型展示| 日時:11月24日(火)〜12月14日(月) 7:00 – 18:00(平日のみ) 場所:東京大学本郷キャンパス工学部11号館1階展示スペース
|シンポジウム| 機械・人間・建築 Ⅱ Architecture in the Age of Cyborgs Ⅱ 日時:12月5日(土)13:00 – 18:00(開場12:30) 場所:東京大学工学部1号館15号講義室(定員100名先着順 入場無料) 趣旨:3Dプリンタやレーザーカッターなどのデジタル・ファブリケーション機器は、建築の生産と私たちの生活をどう変えるのか—— DFL(Digital Fabrication Lab)は毎年、建設会社と共同で、デジタル・ファブリケーションを応用した実験的パビリオンの建設を行っています。本年、竹中工務店と共同で行っているTOCA(Tool Operated Choreographed Architecture)プロジェクト(進行中)は、昨年に引き続き「人と機械の恊働」をテーマとし、「人が地面から建築を描き上げる3Dペン」による建築に挑みます。 昨年取り組んだ STIK(Smart Tool Integrated Konstruction)プロジェクトでは、あらかじめ決めた目標形状に向けて、デジタルの施工情報をプロジェクション・マッピングで作業者に伝えるシステムと、割り箸のような棒材を接着剤とともに送り出す手持ち工具を組み合わせ、「人と機械が融合した3Dプリンタ」による新しい建築表現を実現しました。今年のTOCAプロジェクトでは、目標形状を作業者に伝えることに加えて、人の作業による誤差をデジタル化して構造最適化をくり返すことで、目標形状自体を徐々に変化させることを試みます。これは、人と機械が恊働することにより、あらかじめ形状がデザインされていながら、人間的なゆらぎを柔軟に取り込み、実際の施工によってはじめてユニークに形状が確定する建設システムです。 シンポジウムでは、第一部で、DFLと共同研究した構造の佐藤淳研究室、コンピューター・サイエンスの五十嵐健夫研究室、そして竹中工務店とともにパビリオンTOCAの成果を報告します。第二部では、デジタル機械の建築への応用研究を推進しているスイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETH-Z)教授のマティアス・コーラー氏を招き、国内で先進的な研究を行っている研究者の方々とともに、私たちがこれから考えるべき機械・人間・建築について議論を行います。 第一部(13:00 -): 小渕祐介(東京大学准教授)、米田カズ(東京大学小渕研究室)、五十嵐健夫(東京大学教授・コンピュータ科学専攻)、荒木美香(東京大学佐藤淳研究室・構造担当)、竹中工務店プロジェクトチーム 第二部(15:30 -): マティアス・コーラー(スイス連邦工科大学チューリッヒ校教授)、金田充弘(東京藝術大学准教授)、池田靖史(慶應義塾大学大学教授)、小林博人(慶應義塾大学教授) オープニングレセプション(18:00 – 19:00)参加無料
主催 東京大学建築学専攻 Advanced Design Studies(T_ADS) 企画 東京大学建築学専攻 Digital Fabrication Lab(DFL) 共同研究 株式会社竹中工務店 東京大学大学院情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻 五十嵐健夫研究室 東京大学工学系研究科建築学専攻 佐藤淳研究室 研究協力 株式会社エービーシー商会 太陽金網株式会社 マーキュリー・サプライ・システムス株式会社 デミレックジャパン株式会社 圓井繊維機械株式会社 サンエム工業株式会社 (順不同)
Display of the Pavilion In Front of Faculty of Engineering Building 1, Hongo Campus 2015/12/1 — 2015/12/14 10:00 – 17:00
Panel and Process Exhibition Faculty of Engineering Building 11 Atrium Exhibition Space 2015/11/24 — 2015/12/14 7:00 – 19:00 (Weekdays)
Symposium : Architecture in the Age of Cyborgs Ⅱ Faculty of Engineering Building 1 Lecture Hall 15 2015/12/5 13:00 — 18:00 (Opens from 12:30) Session 1 (13:00 – ) – Yusuke Obuchi (The University of Tokyo) – Kaz Yoneda (The University of Tokyo) – Takeo Igarashi (The University of Tokyo, Computer Science) – Mika Araki (The University of Tokyo, Structure Engineering) – TAKENAKA Project Team Session 2 (15:30 – ) – Matthias Kohler (ETH-Z) – Mitsuhiro Kanada (Tokyo University of the Arts) – Yasushi Ikeda (Keio University) – Hiroto Kobayashi (Keio University) Opening Reception 18:00 – 19:00
Symposium: Architectural Theory Now これからの建築理論
槇文彦、磯崎新、原広司 Fumihiko Maki, Isozaki Arata, Hiroshi Hara
司会:隈研吾 Moderator: Kengo Kuma
日時:2013年12月1日「日」17:00-19:30 会場:東京大学工学部1号館15号教室 主催:東京大学建築学専攻Advanced Design Studies (ADS) 企画:東京大学建築学専攻Media Initiative Lab (MIL)
開催趣旨 主に1990年代以降、グローバリズムやコンピューター技術発展の波に乗り、さまざまな建築をつくる「実験」が世界中で行われてきました。しかし、その波も一段落したと考えられる昨今、これからの建築はどのようにあるべきでしょうか。本シンポジウムは、建築の実践と理論の両面で活躍しつづける三名の建築家――槇文彦氏・磯崎新氏・原広司氏――を招き、建築の可能性を考える「建築理論」について問い直しながら、これからの建築、そして教育について考えます。 東京大学建築学専攻Advanced Design Studies(ADS)、Media Initiative Lab(MIL)とは 東京大学建築学専攻Advanced Design Studies(ADS)は、国際的で最先端のデザイン教育と建築文化の発展をめざし、研究室の枠をこえて活動する研究組織です(主要メンバー:隈研吾・千葉学・小渕祐介).ADSの一部であるMedia Initiative Lab(MIL)は、シンポジウム・展示・出版といったメディアを通じて、建築を議論するプラットフォームを提供することを目的としています。
Date and Time: December 1st, Sunday, 17:00 – 19:30 Location: Engineering Building No.1, Lecture Hall (Room 15), The University of Tokyo Hongo Campus Speakers: Fumihiko Maki, Arata Isozaki, Hiroshi Hara Moderator: Kengo Kuma (Professor, The University of Tokyo) Organized by: Advanced Design Studies, Department of Architecture, The University of Tokyo Curated by: Media Initiative Lab, Department of Architecture, The University of Tokyo
After the 1990s, a number of architectural experiments around the world were driven by both globalism and advancements in computing technology. This trend seems to have slowed in recent years, and we now find ourselves at a point where we must once again question contemporary architectural discourse. We have invited the three most prominent figures in both the practice and theory of contemporary Japanese architecture – Fumihiko Maki, Arata Isozaki, and Hiroshi Hara – to explore possibilities of architecture and architectural education through “Architectural Theory”.