EXHIBITION + OPEN SEMINAR: INTERNET OF BEHAVIOR―個が共鳴し合う都市生態へ―
The University of Tokyo
Design Think Tank
INTERNET OF BEHAVIOR
|展示|
日時:2016年3月5日(土)〜3月13日(日) 10:00 – 17:00
会場:参青山ビル外構スペース(東京都港区北青山 2-12-2)
東京メトロ銀座線外苑前駅より徒歩 3 分 入場無料
|オープニングレセプション|
日時:2016年3月5日(土) 13:00 – 15:00
会場:参青山ビル外構スペース(東京都港区北青山 2-12-2) 入場無料
※ 小渕祐介(東京大学建築学専攻)、DTT 研究チーム及び T_ADS 所属学生によるギャラリートーク
|公開セミナー|
日時:2016 年 3 月 6 日(日)16:00-18:30(開場 15:30)
場所:東京大学工学部1号館15号講義室(東京都文京区本郷 7-3-1) 定員100名先着順 入場無料
発表:Design Think Tank 研究チーム、東京大学建築学専攻小渕研究室
モデレータ:小渕祐介(東京大学建築学専攻)
パネリスト:隈研吾(東京大学建築学専攻)、 西村善治、楠本正幸、篠原宏年(NTT都市開発)、四方裕(新建築社)、小林恵吾(早稲田大学創造理工学部建築学科)、梅崎昌裕(東京大学医学系研究科人類生態学分野)、佐々木宏(シンガタ)、和多利浩一(ワタリウム美術館)
東京大学建築学専攻Advanced Design Studies(T_ADS)では、2015年4月、文化・経済活動が多様に相互作用する都市生態の把握と都市デザインへの応用に取り組む研究組織 Design Think Tank(DTT)を、NTT都市開発、新建築社との共同で立ち上げました。
「Internet of Behavior ―個が共鳴し合う都市生態へ―」展、及び公開セミナーでは、DTTが目指す都市生態——小さな個や共の集まりが積極的に自らの都市を形づくり、活気づく生態のあり方——を形成するために取り組むべき問題系の同定に向け、これまでのDTTの作業過程を提示し、広く都市に関わる専門家、研究者と問題意識を共有したいと考えています。
日本の都市開発において、「床をつくれば売れる」時代は過ぎ去り、いかにしてソフト的な付加価値を同時に生み出せるかに関心が集まるようになりました。また、一方向的に「サービスを与える/受ける」だけのビジネスに対し、人々の参加を前提に「経験そのものを提供する」ビジネスが台頭してきたことは、都市デザインの対象が「もの」から「こと」へ移行してきた流れと合致しているように見受けられます。DTT が考える「個が共鳴しあう都市生態」とは、こうした社会状況への応答を意図したものです。個や共の営み=「こと」が、小さくとも互いに意識的/無意識的にネットワークされることで、いかに都市を更新する大きな力となるのか、またその働きを促進する「もの」の仕組みとはどんなものか。都市における「もの」と「こと」の空間・時間的な移ろいが相互に連関し合う様を、データを通し一つのInternet として捉える。その相互作用のメカニズムを把握し、都市生態への介入の糸口を探ります。
主催
東京大学建築学専攻 Advanced Design Studies(T_ADS)
共催
NTT都市開発株式会社 株式会社新建築社
Exhibition
San-Aoyama Building (2-12-2, Kita-aoyama, Minato-ku, Tokyo)
2016/3/5 — 2016/3/13
10:00 – 17:00
Opening Reception
San-Aoyama Building (2-12-2, Kita-aoyama, Minato-ku, Tokyo)
2016/3/5
13:00 – 15:00
Open Seminar
Faculty of Engineering Building 1 Lecture Hall 15
2016/3/6
16:00 — 18:30 (Opens from 15:30)
moderator
– Yusuke Obuchi (The University of Tokyo)
panelist
– Kengo Kuma (The University of Tokyo)
– Yoshiharu Nishimura (NTT Urban Development)
– Masayuki Kusumoto (NTT Urban Development)
– Hirotoshi Shinohara (NTT Urban Development)
– Yutaka Shikata (Shinkenchiku-sha)
– Keigo Kobayashi (Waseda University)
– Masahiro Umezaki (The University of Tokyo)
– Hiroshi Sasaki (Shingata)
– Kouichi Watari (Watarium)