EXHIBITION + SYMPOSIUM: DFL RESEARCH PAVILION 2017

By in DFL, Pavilions on November 16, 2017

 
DFL Research Pavilion 2017
PAFF (Projectile Acoustic Fibre Forest)

パビリオン展示
2017/11/28 – 2017/12/10, 10:00-17:00
In Front of Faculty of Engineering Building 1, Hongo Campus
東京大学本郷キャンパス工学部1号館前広場

パネル・模型展示
2017/11/28 – 2017/12/09, 7:00-18:00 (Weekdays and Saturday)
T lounge, Faculty of Engineering Building 11
東京大学本郷キャンパス工学部11号館1階T lounge

*12/02はシンポジウム開催に合わせ、15:00から16:00までの間、プロジェクト関係者がパビリオン及びエキシビション会場に常駐しております。どうぞお気軽にお声がけ下さい。

シンポジウム
Human Centric Digital Fabrication 人間主体のデジタル・ファブリケーション

2017/12/02, 16:00-19:00 (開場15:30)
東京大学工学部1号館15号講義室 (定員100名先着順 入場無料)

デジタル技術が可能にするデザインと施工プロセスの一体化は、つくることを通じた個の表現を促し、建築を変えることができるか?

東京大学建築学専攻Digital Fabrication Lab(DFL)では、建築施工におけるデジタル技術の活用をテーマに、毎年実験的なパビリオンを制作しています。これまで、人間がコンピュータのナビゲーションに従って施工する人機一体3Dプリンターや人間の動きそのものを型枠に見立てたファブリケーション・システムを建築スケールで再現してきました。

DFLがデジタル技術に求めているのは、デザインや施工を効率的にする役割のみに限りません。DFLが着目しているのは、デジタル技術の媒介によってつくるという行為自体がデザイン・プロセスとなり、人間が総体として持つばらつきが建築として有機的に表現される可能性です。

本年プロジェクトPAFFは、目ではなく耳を頼りにしてつくる建築です。作業者が音のガイドを聞きながら空間的広がりや奥行きを感知し、ターゲットに繊維素材を吹き飛ばす施工システムに挑戦します。音の世界を三次元的に認識しようとする過程で表出する個人差に着目し、それが重なり合ってできる建築を目指します。

シンポジウムでは、人間の個性や多様性、人間がつくることの不確実性を楽しむプロセスとしての施工について考えます。本年プロジェクトの共同実施企業である大成建設のプロジェクト・メンバーや建築とは異なる分野でご活躍される方々をお招きし、人間がつくることとデジタル技術の関係について議論します。

第1部(16:00-)
小渕 祐介 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 准教授
中野  優 大成建設株式会社建築本部 技術部長
佐藤  淳 佐藤淳構造設計事務所 主宰 
      東京大学大学院新領域創成科学研究科社会文化環境学専攻 准教授

第2部(17:30-)
権藤 智之 東京大学建築生産マネジメント寄付講座 特任准教授
稲見 昌彦 東京大学先端科学技術研究センター 教授
      JST ERATO 稲見自在化身体プロジェクト 研究総括
新木 仁士 ARスポーツ「HADO」開発者、株式会社meleap CAO

総括
隈  研吾 建築家、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 教授

主催
東京大学建築学専攻Advanced Design Studies (T_ADS)
企画
東京大学建築学専攻Digital Fabrication Lab (DFL)・小渕祐介研究室
共同実施
大成建設株式会社
東京大学大学院新領域創成科学研究科社会文化環境学専攻佐藤淳研究室
(順不同)
 

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